溶解段階で溶湯の状態(溶湯性状)が分かるので、溶湯の傾向をいち早く知ることができます。
つまり、溶解段階から不良対策が行えるということが最大の利点です。
アルミ合金溶湯の、機械的・物理的性質のことをいいます。
アルミニウム合金溶湯が大気中酸素との接触による酸化物の生成やスクラップが原因で不純物が混合する可能性があります。
微細化剤の添加をしても効果が現れないときの、微細化剤の種類と添加量の検討。
その様なアルミニウム鋳物を使用したスクラップに含まれる不純物が混合している鋳物の切削加工時にむしれや孔あき等の欠陥が切断面に現れたり機械的強度の低下が発生する。そのため注湯前に ALT-Iにより描かれた冷却曲線で目的材質の純度（正常）確認を行うことができます。
防塵加工・耐熱性仕様のため、溶解作業現場に設置することが可能。
従来は、判定まで長い時間を要し溶解時点で分析結果を見ることが困難でした。
ALT-Iはシェルカップに溶湯を注いで ５～７分で判定結果が表示されるので、溶湯管理が可能となりました。
シェルカップに溶湯を注ぐと、自動的に測定・判定します。
溶融状態の凝固開始から、凝固終了までの冷却温度変化を測定。
特性点ポイントを数値化。
>>ALT-Iの熱分析
ALT-Ⅰで溶湯管理が従来よりも迅速な溶湯処理が可能となります。
以前まで後工程まで流れいた不良が削減され、品質向上につながります。
